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映画「酔いがさめたら うちに帰ろう」

戦場カメラマン鴨志田穣原作「酔いがさめたら、うちに帰ろう」を観た。
最近まで知らなかったのだが、原作者の鴨志田穣氏(故人)は漫画家・西原恵理子氏の元夫であり、映画「毎日かあさん」は西原恵理子原作であることから、描かれているのは同一人物で、鴨志田氏ということである。

アルコール依存症の戦場カメラマン、塚原安行(朝野忠信)
人気漫画家の元妻由紀(永作博美)
安行の母弘子(香山美子)た


売れっ子漫画家の園田由紀が、「大丈夫、まだ死なないよ」と安行の頬をさすった。ふたりは結婚し、子供にも恵まれたが、安行のアルコール依存症が原因で離婚し、今は別々に暮らしている。安行は病院に運ばれ、そのまま3ヶ月の入院になった。それは10回目の吐血だった。

知り合いの医師を訪れ、アルコール依存症について尋ねる由紀。医者は身を乗り出し「ほかの病気と決定的に違う一番の特徴……それは、ほかの病気と違い、世の中の誰もほんとうには同情してくれないことです。場合によっては医者さえも」・・・厳しい現実である。

一人でふらっと入った寿司屋で出された奈良漬け。「酒じゃないから大丈夫か」とパクリ……。数分後、安行はコンビニの酒棚に直行していた。気がつくと、酔っ払って転倒し頭から血が流れていた。


精神病院への入院、体力も心も回復に向かっているかに見えた安行だったが、その体にはもうひとつの大きな病気をかかえていた……。



永作博美も童顔ながら、すっかり母親役の出来るいい女優になった。いたずらっぽい目と笑顔がいい。
劇団新感線の高田聖子は、存在感のある女優だなと思う、彼女の目も一度見たら忘れない目力がある。



精神科病院へ入院しながら、別の病院で内科の検査を受ける。その検査結果を一人で聞きに行ったかえり、川で足を浸ける安行、そこへ元妻雪が現れ一緒に足を浸ける綺麗な映像である。

エンディングの「誇り高く生きよう」忌野清志郎、がよくマッチしている。

先月、日本映画批評家大賞を授賞した?


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