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雲になりたい

川柳を初めて20年あまり、主に発表句を写真やイラストでフォト川柳をアップしたり、ブツブツつぶやきます。

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2013-03-26 (Tue)  19:23

悲しい思い出

夫の姪と甥の子どもに母親の顔を知らない子と、父親の顔を知らない子があります。

生後10日に通勤途上の交通事故で、父親を亡くしました。
3人目に女の子が生まれ大喜びのところに思いがけない事故でした。
2人のお兄ちゃんは当時小学2年と4年だったと思います。

お葬式の日、喪服の躾を取りました。その時「Tっちやんのために着るのに持って来たんじゃないのに・・・」と気も狂わんばかりに泣きました。

両親もおばあちゃんも同居の嫁ぎ先で、若い婿さんが先に逝ってしまった、本当につらいお葬式でした。

姪は保育士です。自分の勤める保育園に加害者の子供がいたのです。
その子が卒園するまで平常心では、いられなかっただろうと思います。

あれから21年(多分)長男は当市の市役所勤務で、去年から1年間東北の復興支援に派遣されています。
60だい次男も大阪でサラリーマンをしています。
父親を知らずに育った子も、母親と同じ保育士の道を選びました。


そして母親の顔を知らずに育った子も、今年は6年生になります。お兄ちゃんは中3になります。
帝王切開で生まれ4日目に、血栓が原因で母親は30歳の若さで亡くなりました。
義妹が朝、仕事に行く前に病院へ行った時は元気だったそうです。
産休が終われば仕事復帰するし、家に帰ると長男がいるので病院にいる間は、ゆっくりするようにと言って仕事に向かいました。

生まれたばかりの赤ん坊をおいて、旅立ってしまった若いお母さんのつらいつらいお葬式でした。
柩の中の亡きがらに、義妹は赤ん坊を抱いて顔を見せながら「N子さん、ちゃんと育てるからみていてね。しっかり育てるから・・・」と大泣きをしながらの別れでした。

でもいつの間にやら6年生です。
当事者にとってはさぞかし長い年月だったと思うのですが「忙しかったので早かった・・・」と言います。

この時期になると、この二つのお葬式のことを思い出します。


60歳代も半ばのaozora@には両親が健在です。
お父さんとはどんなものか、お母さんとはどんなものかを知らないで育った、この子たちには幸せになってほしいと願っています。

どんなお葬式も悲しいものですが、この二つのお葬式以上に悲しいお葬式は、今後あって欲しくないと思います。





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最終更新日 : 2014-12-30

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