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いないいない婆

過去に合同川柳集「二〇〇〇年の春」と「二〇一〇年の夏」を仲間と出版した。
拙い個人川柳集「虹のはし」も出した。 
初孫が出来て成長が楽しみであった。
この子の成長を見逃さずに、句を詠もうと思った。
そしてこの子は先日二十歳になった。
一人暮らしにあこがれる若者になった。

以下30句は「虹のはし」から。

羽のない天使生まれる夏の午後
小さな手小さな爪が生えている
大きな目パパによく似た大きな目
赤ちゃんの座らぬ首がよく回る
赤ちゃんのおしり優しい陽に当てる
あやされて笑ってあげる赤ん坊
赤ちゃんがうんちする顔まっかっか
赤ちゃんの爪もやっぱり伸びてくる
眠くなった赤ちゃんの手が温かい
もの言わぬ孫の回りが騒がしい
わが子でも他人でもない娘の子
赤ちゃんも家に帰るとほっとする
指さして赤ちゃんと見る虹のはし
赤ちゃんが笑う私を見て笑う
赤ちゃんの名でちゃんと届く郵便
滑り止め付いた赤ちゃんの靴下
赤ちゃんの歯が二本生えてきた春
赤ちゃんのくすりいちごの味がする
赤ちゃんに腑抜けになっている大人
娘にも少し似ている孫の顔
布オムツしたことがない赤ん坊
赤ちゃんが手に持ちやすい絵本買う
あひるさんに似た赤ちゃんの歩き方
眠い眠い耳を触っている子ども
生意気に背伸びも出来る赤ん坊
赤ちゃんをあやすと高くなるトーン
落としてはならぬ西瓜も赤ちゃんも
鼻さわりにくる子の指を食べてやる
天使からギャングになった赤ん坊
手手つなぎ君と渡ろう虹のはし

     

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