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ぶきっちょ

次女は希に見るぶきっちょである。
実の母親がこうキッパリ断言できるのだから、正真正銘のぶきっちょである。
そんな娘も少々遅かったが、人並みに結婚し子どもを持った。

独身時代から「万が一結婚してもミシンは要らない」とキッパリ言っていた。
縁あって嫁いだが、宣言した通りミシンは持っていない。
もっともこの娘夫婦は、結婚後アメリカでの暮らしが待っていたため、
普通に嫁入りの用意をしなかった。

アメリカでの生活が終わって帰国したものの、言葉も通じない土地での二人暮らしは
予想以上に固い絆で結ばれていたらしい。
人並みの嫁入り道具を、揃えようと考えていた我々両親に、「必要な物は二人で考えて買う」と譲らなかった。
そこにミシンの入る余地などなかった。

さて二人の子どもに恵まれ、長男の幼稚園小学校と入園入学の準備に何種類かの袋が必要になった。
手も足も出ない次女は、器用な長女に頼んだ。
そう長女は器用なのだ。同じ物を食べさせて育てた筈なのに・・・。どこでこうなったのだろう。

孫娘Tの時は私が縫った。そして今回も縫って・・・と言って来た。
ここで冷たく突き放せばいいのかも知れないが、簡単な袋の一つも縫えない娘に
してしまった後ろめたさも多少ある。

体操服入れと給食袋、そしてランチョンマットも・・・。
布は孫娘Tの好きな「くまのがっこう」のキャラクター。
2種類買った、キャラクター物は高いが、バアチャン頑張った。
前にエプロンを縫った残りの生地でも縫った。

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何とかミシンのご機嫌もよく、体操服入れ・給食袋4・ランチョンマット3をちゃっちゃと縫い上げて送った。
あくる日、うれしそうな声で「おばあちゃん、ジャッキーの給食袋とかありがとう

いつまでもバアチャンの縫ったものなど喜ぶ筈もない。
そう思うと、今頼られていることは、貴重な時間のように思えた。

T毎日元気に学校へ行くんだよ
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