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限りある命

関東に住む川柳仲間が、ブログ上で癌を公表した。
胃癌だと思っていたのが膵臓癌と発覚、すでにあちこちに転移していて
余命3ヶ月だと言う。
抗癌剤治療や放射線治療をしても余命は半年だそうで、延命治療をせずに
楽しく暮らしたいと本人の希望。
とはいうものの、きっと強烈な痛みにも襲われるだろう。
恐らく最後まで楽しくとは行かないと思う。
どうぞ貴方らしくその時を迎えて・・・としか言えない。


膵臓癌は怖い。
約40年前、出向先から公務員宿舎に引っ越しをした際、階段の方々に
挨拶に伺った。お母さんが入院中のお家が一軒あった。
入院したのが3月末と聞いた。そして亡くなったのが7月だった。

長女と同い年の女の子がいて、すぐ仲良くなり毎日一緒に遊んでいた。
そしてその日は、幼稚園の七夕発表会の日にやって来た。
ケータイのない時代、幼稚園に連絡が入ったのだろう。
お父さんが急いで、出て行くのが見えた。

一度もお顔を拝見することもなく、お声を聞くこともなく逝ってしまわれた。
たしか35歳だったと思う。

35歳になったとき、何かあるのではないかと不安で怖かった。
大きな宿舎だったので、住んでいた間に何人ものお母さんが亡くなられた。
まだ小さな子どもを残して、逝かなければならないお母さんたちの気持ちは
如何ばかりだっただろう。


仮に今、私が死ぬことになれば、一番の心配は病身の夫である。
40歳を超えた娘たちに心配はない。

少し涼しくなったら、その時に備えて断捨離をせねば・・・。