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川柳の基本

世の中には、実に色々な○○のようなものが大手を振っている。
○○のようなもの、すなわち○○もどきである。
川柳も例外ではない。

川柳も俳句も基本は5・7・5の17音である。これは大抵の方はご存じだろう。
この5・7・5を上5、中7、下5と言うが、上5は字余り可だが、中7、下5はきっちり守らねばならない。
カタカナ語を入れると文字数が多くなりがちだが、上5に持って来て何とか中7下5になるよう推敲する。

季語の要らない川柳は、今大流行である。
残念ながらマスコミ川柳と呼ばれるもののほとんどが、もどき川柳である。
俳句は自然を詠み、川柳は人を詠むと教わってきた。

講座でも”「こと」を述べて思いを読者に伝える”と教わった。
リズムが悪くなる、中8・下6の句は、まず入選しない。
選者はみている。
言葉の関係で、どうしても、10・7、あるいは9・8になるような場合があるが、これは破調であるが可である。
披講の時はそのように10・7、9.8で切って読む。披講のリズムは大切である。

もうだいぶ前にお亡くなりになったが、大変披講のお上手な川柳作家がおられた。
私の拙い句も、その方に披講されると我ながら、なかなかいい句だ(*^_^*)と思えたものである。

5・7・5の文字の間を空けて書く必要はない。
空けて強調したい時は、その部分に□を入れる。

教室や大会で使用する句箋の大きさは、各柳社によって多少の違いはあるだろう。
我々のところは、縦26センチ横5センチである。

6Bの鉛筆で句箋いっぱいに大きくハッキリ楷書で書く。
選をする時、大きくハッキリきちんと書いてある句箋は、句の良し悪しは別にして目が止まる。


以下季刊誌から

床の間にテレビなど置く安い宿     ふき子
後ろ前に着ると左右も逆になる      団扇
鳥が来て止まれるように伸びる枝    きのこ
百均ではっきり分かる税アップ      良治
縦書きにして送れないeメール      正


おそうじロボ ゴミは自分で捨てられぬ    タンポポ

↑の句を詠んだ時は、自分で捨てられるおそうじロボはなかった。
しかし最近のCMでは、お利口なおそうじロボが登場している。

川柳にも旬がある。