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気になる日本語

若者の「ら抜き言葉」とよく言われるが、これは若者に限ったことではない。

中学生の時に動詞の文法を習ったと思う。
見るの活用形は、「み、み、みる、みる、みれ、みろ」であり、食べるの活用形は「べ、べ、べる、べよ、べろ、べよ」である。
したがって「見れる、食べれる」はら抜き言葉になる。
正しくは「見られる。食べられる」である。
しかし、これらがほとんど無視されている日本語が大手を振って闊歩している。
大切に言葉を学んでいるはずの川柳の仲間にも、ら抜き言葉を使う人がある。

ワープロソフト「一太郎」では「見れる」と打つと「ら抜き表現」と表示され「見られる」が下に表示される。「食べる」も同じである。
アメリカ生まれのワードには日本語の細かい配慮がされていない。
今ワープロソフトのほとんどが、最初から入っているワードであることを考えると、この先「ら抜き言葉」に違和感を覚える人がいなくなってしまうかもしれない。
せめて40年50年前に習った我々世代はきちんとした文法を使いたいと思う。
国語の文法は今も習っているのだろうか?

もうひとつ気になる日本語に「目線」がある。
これは本来舞台や映画、テレビ界の用語であり、日常的には「視線」である。
この度、毎日のテレビ番組を賑わせている海老蔵さんが舞台で利かすのが目線である。
ただこれはもうアナウンサーまでもが目線と言うので、視線という言葉が死語になった感がある。
これらの言葉を聞いたり見たりするたびにaozora@の琴線に触れる。そして「正しい日本語を使おうよ」と小さな声で人知れず言っているのである
これも「ごまめの歯ぎしり」であるのは解っている。  IMG_1161.jpg
  《ドウダンツツジ》